秋の月見お茶会 松本城
松本城は文禄(1593~1594)年間に建てられ
五重六階の天守としては日本最古のお城です。
幾たびかの存続の危機を、市民の情熱により乗り越え、
四百余年の風雪に耐え、戦国時代そのままの天守が保存されています。
明治の大改修後の昭和11年、国宝に指定されました(昭和27年再指定)。別名深志城とも呼ばれています。姫路城、彦根城、犬山城とともに四つの国宝城郭のひとつです。
灯篭を抜けると
天守閣は現れます。
豊臣秀吉は、天正18年(1590)に小田原城に北条氏直を下し天下を統一すると、徳川家康を関東に移封しました。このとき松本城主小笠原秀政が家 康に従い下総へ移ると、石川数正・康長父子が代わって入り、城と城下町の整備を進め、近世城郭としての松本城の基礎を固めました。
天守の築造年代は文禄2年から3年(1593~4)と考えられています。
石川氏は豊臣秀吉の信頼の厚い武将でした。秀吉の大坂城は黒で統一されていました。松本城が黒いのは、石川氏の秀吉への忠誠のしるしと思われます。 また、松本城は戦国末期、鉄砲戦を想定した戦うための漆黒の天守の典型として、現存する唯一の城です。ちなみに関ヶ原の戦い以降は、姫路城など白亜の天守 が築造されました。
その松本城で
秋の生花と
風は心地よく
虫の音色は涼やかに
豊かな秋のひとときでした
母と主人と共に
夕食は5フォルン
前菜にシーフードサラダ
魚介たっぷりの
ペスカトーレをいただき
美味しい秋の夜長でした~
し・あ・わ・せ