喜びが循環するビジネス

今日はぽかぽかの
穏やかな時間が過ぎています。

昨日の娘の結婚式のお話に
多くの方から
お祝いのメッセージを頂き
本当に感謝でいっぱいです。

ありがとうございます。
またもや結婚式ネタで
恐縮ですが

今回娘が選んだドレスの
「ビジネススタイル」が素敵だったので

お話したいと思います。
娘と彼は
ドレス選びにも妥協することなく
何店舗も足を運び

ドレスを選んでいました。

その中で
たまたま私がアポイントを取ったお店が
桂由美ブライダルハウスの本店

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予約いっぱいの
その当日

「長野から今東京に来ていて
ドレスを探しています」とお電話したところ

「お時間合わせます
どこかに入れますので
都合のいいお時間をおしらせください」との対応

私達はそのまま
お店に出向いたのでした^^

この桂由美さんのハウスに到着した時
彼らの
お客様へのパフォーマンスには
ただただ
脱帽でした。

今まで見て歩いた
どのドレスより
クオリティーは高く

品格もありました。

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モデルが着ている
写真のドレスを何着か選び

それを実際に試着して
決めるというスタイル。

ここは
たぶんどこのお店でもやっていることだと思うのですが

こちらの
ハウスはここからが凄かった^^

私達のニーズを
色々聞いて下さり

お話させていただく中で

娘の好みと雰囲気を感じ取り

「この子には
このドレスが似合う」と
見極めると

「この1着!!」という
ドレスを選出し
提案して下さり

試着するドレスを選んでいきます。

試着するドレスは

その1着とプロが選んでくださったドレスと

自分たちが選んだ
それとは趣が違うドレス2~3着
プロの見る目は
やっぱり確かで

提案してくださったドレスは
雰囲気と言い
シルエットと言い
ドンピシャ!!!

桂由美さんのドレスは
どれも素敵で
同じようなデザインのドレスを着ると

間違いなく
決めきれない

そこを見越して

この1着に絞り

その方に似合うドレスを提案してくださり
そもそもこのドレスは・・という説明をしてくださる

一連の流れの中で

私が感じ取った
彼らが一番大切にしていること
それは

「相手を惑わせないこと」

もうすでに
「私達のドレスは最高のものです。」と
その品質やクオリティーには
スタッフ誰もが
そこに迷いや疑いはありません。

それをベースにして
後はお客様の満足行くドレスを
いかに提案できるか?

そのため
しっかり相手のニーズを聞き取り
それにぴったり合うドレスを
提案し

そのお客様が迷わないように

心がそのドレスに向かっていくように

何故このドレスがいいのか?を
お話くださる。

私はこの一連の内容を通して
感じたことは

私達に寄り添った内容であり
親しみがあり
誠意を感じる

そんな一貫した姿勢が
響きあって

このドレスを着たい!
このドレスを購入したい!!という

お客様の
心の扉を拓くのだと

改めて感じました。

数着ドレスを試しているときは
ドレスが決定するまでは
完璧なドレス姿を残して欲しいのでとのことで
写真撮影はNG

私達は
このドレスが欲しい!!と
その場で心が決まり

前撮りする日程に合わせて
購入することを決め

その場で契約

実はこのハウス
それからがまた凄かったのです

2014-07-05 16.52.59

髪をアップにその場でセットして

20140520 140

購入するドレスを着て

20140520 132

ベールを付けて

2014-07-05 16.49.58
ブーケを持って

2014-07-05 16.47.11

ポーズをきめて

20140520 123

写真撮影

完璧(笑)
無理して予約を入れてくださって
購入するまでの時間
およそ3時間

安くはないお買い物を
この短時間にしてしまったのは

紛れも無い

このハウスの方々の
洗練された接客の賜物です。

それから
仮縫い
小物確認
前撮りでのドレス打ち合わせ
本番での打ち合わせなどなど

何度となく
このブライダルハウスを訪れたのですが

お客様を思う接客の姿は
変わりませんでした。

私はつねづね思うことは

接客や
購入プロセスに
マニュアルは存在しないということ。

例えば今回の場合
お店本位や自分の成績で提案してくださった
ドレスと

お客様の視線で提案してくださる
ドレスとでは

たとえ
同じドレスを提案してくださったとしても

全く違うものが
お客様には伝わるのだと思います。

目に見えないところで

「売ろう」という思いには
「よく吟味しよう」という
相手の思いと引き合います。

「彼女の結婚式にふさわしいドレスを提案しよう」という思いは
「こんなに自分のことを思ってくれている」という
共感や感謝と引き合います。

なので
私は、目に見える行動よりも

その人が
どんな思いで
その行動をしているのかが
とても興味があるのです。

「何をするか」より
「どんな思いでそれをしているか?」

そこがとても大切なことだと感じています。

実は
今回お色直しのドレスは
私がお花とチュールで
演出しました。

0283 0278 0281 0280

0276

私が頭の中にあるデザインを
おはなししたら

こんなデザイン画で
残してくださったのでした。

IMG_1626

すっかり
お世話になり
本当に良くしてくださったお礼に

感謝の気持を
お届けに伺おうと思っています。

お客さまが
こんな暖かい気持ちになり
感謝で循環する

こんなビジネスが
本物のビジネスというのでしょうね。

2014-10-27 09.21.41


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